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合紙絵本/合紙製本とは

合紙絵本/合紙製本とは

合紙絵本/合紙製本について
「合紙製本(ごうしせいほん)」は絵本で扱われる事が多いため、
「合紙絵本(ごうしえほん)」と呼ばれる事が多くなり、
近年はこの呼び方「ごうしえほん」が広く認知されているようです。

正確には「中綴じ」や「無線綴じ」などと区別される「合紙」という製本方式になります。
板紙、厚紙を使用しているため「ボードブック」などと呼ばれる事もあります。

一般的な合紙製本について
表紙、本文ともに用紙のオモテ面にのみ印刷をし、断裁後にオモテ面が内側になるようV字に二つ折りをした後、印刷の無いウラ面に全面糊付けをして貼り合せながら丁合をし、プレスをかけて本にする。(合紙丁合)
他の製本方式と比べると頁数は少ないが、本の開きが良く、180度開く丈夫な本である。

用紙は主にボール紙(板紙)で、260g/㎡~450g/㎡程度(※紙厚で0.30㎜~0.60㎜程度)が一般的であり、1頁の紙厚が約0.60㎜~1.2㎜程度の厚みとなる。
 
弊社で取り扱う合紙製本について
表紙、本文ともに用紙の両面に印刷をして『めくり』や『スライド』などのしかけ絵本を作ることが出来ます。
抜き加工後にオモテ面が内側になるようV字に二つ折りをした後、印刷の有るウラ面に部分糊付けをして貼り合せながら製本します。
V字の二つ折りだけで無く、観音折、天地フラップ折も造本可能です。

用紙はボール紙(板紙)450g/㎡までに限らず、約1.0㎜まで二つ折りすることが出来ます。
1頁をさらに厚くしたい場合、頁と頁の間にチップボールなどを挟み、部分的に3枚合紙、4枚合紙などにして厚くすることも可能です。

また合紙製本ならではの特性を生かし、
他の方式で製本された本チップボール板紙など、さまざまなパターンでミックスされた本を作ることができます。

※「他の方式で製本された本 」は弊社では造本出来ませんのでご支給頂く形になります
ページ数の表記について
表紙、本文ともに基本は片面印刷の二つ折りとなるので、2P換算となります。
 
例1:表紙を含む18Pの本 = 表紙 (2P) + 本文8見開き (16P) となる。
※ 表紙を含め、二つ折りされたものが9種類の丁合となる
 
例2:本文が18Pの本 = 表紙 (2P) + 本文9見開き (18P) となる。
※ 表紙を含め、二つ折りされたものが10種類の丁合となる

「並製タイプの合紙並製 と 上製タイプの合紙上製」も参照して下さい。
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